【ボイド・テラリウム】たのしい少女延命生活3日目【含ネタバレ?】
ボイド・テラリウムが楽しい!のでその思いを伝えたくなりました。
ローグライク系のゲームはほとんどやったことはなく、風来のシレンシリーズを動画で見るぐらいでしたが今回一気にハマりました。
毎回違う構成のステージをなるべくスタミナとか手持ちを気にしながら進んで行くのは毎回緊張感があって楽しいです。
風来のシレンシリーズを見ているとき、シレンがやられてしまうとこれまで手に入れた道具が全部なくなるところを見て「厳しそう」なイメージを持っていました。難易度というより、精神的な部分で。すごいいい武器を作っても、偶然の流れで理不尽にやられてしまえばすべて水の泡になるのはすごい心に来そうだなと。
でもこのゲームで遊んでるときは不安視してた喪失感はさほどありませんでした。(階を降りた途端部屋内のものを引き寄せる機械によってパックンみたいな化け物に接敵されてやられたときは流石にちょっと厳しいものがあったけど。)
その理由としては、主人公のロボくんがやられても、それまで持っていた素材はしっかり還元されるところにあるんじゃないかなと思っています。
たとえそこでやられても次につながっている。これまでの頑張りが無駄にならないっていうのは、個人的にはすごいありがたいシステムでした。
もし自分の知っているローグライク系のシステムそのままなら、きっと自分はなかなか難しいエリアには挑戦せず、少しでも危険だと感じたらすぐ引き返す。そんなプレイングになっていたと思います。
行ってもマイナスではないとわかれば、多少無茶な動きになっても深くまで潜る。エネルギーが少なくても気にせず突き進むといったことができます。
他の人の評価がどうなってるか走りませんが、少なくとも自分はそんな希望あるシステムのおかげでたいへん楽しくプレイできています。
システムというと「おせわシステム」も結構楽しいです。
トリコちゃんを飼育するためのおせわシステムはおそらく、先程あった「無茶できる」システムの代わりに付けられた「時間」による枷だと考えています。
遊んでると結構アイテムが貯まるんですよね。敵が落としたりフィールドに落ちていたり。そのおかげでいようと思えばかなり長い時間い続けることが出来ます。
ワンフロアで無限湧きする敵を倒し続けてレベルをひたすら上げてから全フロア攻略。なんてのも出来そうなぐらい。
そういうプレイヤーが有利になりすぎないように、オセワっちを使って掃除することでエネルギーを消費させたり、お腹すかせてたら自爆して帰らせたりすることで難易度を上げているように思えます。
ただ、そんな制約的要素だけなシステムではないんですよ。
お世話してるとですね、ほんとにトリコちゃんに愛着が湧いてくるんですよ。
少しでも汚れてたら掃除してあげなきゃ、お腹すかせてたら帰ってあげなきゃ、汚染されてる食べ物をあげないようにきれいな食べ物探さなきゃなんて思いながらお世話していると、どんどんトリコちゃんが愛おしくなるわけですよ。
少しでもいい生活をしてほしいから部屋に蝶を撒いてみたり、汚染度の低い食べ物目当てにわざわざ最初のステージの深い層まで行って食料を確保したりするんですよ。それが楽しいんです。
(自分は今の所攻略サイトは見ずにやっているので、「地下深くのほうが地上からの汚染が少なくていい食料が見つかる」「最初のステージは人間の居住区だったから比較的ちゃんとした食べ物がある」など経験と妄想を使って判断してます)
ストーリーもすごい楽しい。
最初聞いた感じだと、もう少し鬱屈とした物語になるかと思ったのですが、全体的に希望溢れる話になっています。イマヤッテルカギリデハ。
まださわり部分なんだろうけど、少しずつできることが増えていって、それ以上に大変な敵が出てきて、とても楽しいです。
次は汚染の原因を探るために汚染源を調査するところです。
ただ、その前にトリコちゃんが『風邪』という大病になってしまったので治すために薬品を探しに行きます!
この先どういう展開になってどんな終わりが待っているのか、とても楽しみです。
また書きたくなったら書きます。それでは!